たくさんのハウスメーカーから信頼できる所を選ぼう

日本には全国にたくさんのハウスメーカーがあります。

単純に大手なら安心と思っていた時期もありましたが、周囲に聞いてみると大手でも下請けの工務店に発注することが多く、まだ何年も住んでいないのにドアの閉まりが悪くなっただの、傾きがあるだのの問題を耳にしますし、その対応が誠実でない所もあるのだと知りました。

数年前問題になったような安全にかかわるような数値のごまかしや、建材の間引きなどそこまで悪質な事は周囲では起こっていませんが、一生に一度の買い物でトラブルに巻き込まれたり、残念な思いをするのも嫌です。

私達はハウスメーカー選びはとても慎重に時間をかけて行いました。

まず大手メーカーも入っているような住宅公園を見て回りました。

そこではたくさんのメーカーがいろいろな催しも行っていて、行けば子供にお菓子をもらえたり、ちょっとした特典が付いて来たりお得な気持ちでいました。

その中で、違和感を感じるメーカーがありました。

そのメーカーはバスツアーで建設中の自社物件を見に行くという催しをしていたのですが、豪華なお弁当やランチ、お土産の菓子折りが付いていたり、お土産と言って一万円相当の商品カタログをプレゼントしたりと至れり尽くせりでした。

年に数回抽選会もしているそうで、抽選の一等は500万円相当の自社で使える金券でした。

それらの特典を最初は単純に嬉しく思っていたのですが、その原資はどこからくるのか、と考えるとそのメーカーで家を立てたくないと思うようになりました。

お客さんが支払ったお金から、次のお客さん獲得のための特典が出ているはずなのです。

そう思って派手な宣伝やプレゼント、驚くような値引きをするところは多少疑いの目を持って判断すべきだと考えました。

実際私達が決めたロイヤルウッドというハウスメーカーの見積もりとそのメーカーの見積もりを比べてみたところ、全く同じ広さ、全く同じ間取りで建材や壁などは質が劣るものを使うことになっているのに本体価格の値段は高く、その上本体工事に含まれないとされる付帯部分が多かったのです。

よくある、何百万円でできる家、とか、セミオーダー式のハウスメーカーは、営業スタイルが乱暴だったり、とにかく受注することが全てで、受注したら猛スピードで進めて終わらせるようなやり方のところばかりでした。

営業のスタイルは個人の資質と考えがちですが、会社のスタイルが営業のスタイルなのだと考えています。

じっくりゆっくり時間をかけて、満足がいくまでしっかり付き合ってくれるハウスメーカーと出会える事が良い家づくりには大切だと思います。

私達は結局自分達で住宅公園を見たりして10社ほど回った計算になりますが、割と早い段階で良いメーカーに合えたので取捨選択がしっかりできたと思っています。

アフターメンテナンスが付いていない、などというメーカーもあったので、定期点検が付いていて30年保証まで付いている今のメーカーを選んで本当に良かったです。

最終更新日 2025年5月24日 by nakojp