UCSPA試験に合格可能なスクールを選ぶ

日本では、財務諸表監査などの業務を行える公認会計士という資格があります。
アメリカでも、会計関連の監査業務を行うには、アメリカの各州で認定されるUCSPAという資格が必要です。
この資格を持つ事で、アメリカの企業において財務諸表監査を行えるようになります。

 

UCSPAの受験資格

UCSPAの受験資格は、試験を受ける各州で決められた、大学で受講出来る会計やビジネス関連の科目を所要の単位数取得するか、取得見込みになる事です。
公認会計士試験自体は統一試験となっており、各州が独自に問題を作成して行うというわけではありませんので、問題のレベルに差が生じる事も無く、公平に試験が実施されます。

試験に合格して、資格を取得すれば、各州で登録を行って公認会計士として活動する事が出来ます。
公認会計士として登録している州以外での業務を行いたいのであれば、大学で所定の単位を150単位以上取得している事で条件を満たす事ができ、州外での業務を行えます。

 

アメリカの企業での会計監査の業務を行う上で必要不可欠な資格

UCSPAは、アメリカの企業での会見監査の業務を行う上で必要不可欠な資格です。
この資格を取得するには、UCSPAの試験を合格する必要があります。
この試験は難易度が高く、コンピューター試験ですので、受験者が問題を解いていくレベルに応じて問題のレベルも変化していく仕組みです。

平均レベルの問題を解いていけば、平均的なレベルの問題が出題され続けますが、その分、多くの問題を解いてスコアを上げていかなければいけません。
一方で、難易度の高い問題を解きますと、次のセクションでさらに難易度が高い問題が出てきますが、その問題を解けば、高スコアを狙えるようになっています。

このようにして、各科目75点以上のスコアをクリアすれば、資格を取得出来ます。

 

日本人がアメリカで公認会計士になるには英語力が必要

日本人がアメリカで公認会計士になるのは、UCSPA対策だけでなく、英語も大きな壁になってきます。
日常的に英語で会話が出来る人でも、会計関連の文章を理解するのは中々難しいです。
英会話では出てこない専門用語がたくさんありますし、独特の言い回しもあります。

UCSPA対策と同時に英語力のアップを図っていく事が必要になります。
米国の公認会計士の試験に合格する為の実力を養うには、合格実績のあるスクールを利用するのが良いでしょう。

スクールを選ぶ時には、充実した教材と、現役で活躍する米国公認会計士を講師として雇っている所を選びます。
実際に試験をパスして、アメリカで公認会計士になっている人が講師になっていれば、試験突破のノウハウを持っていますので、的確に試験突破が出来る実力を付けていく事が出来るでしょう。

 

eラーニングコースがおすすめ

現在行っている仕事などに合わせて選べるコースが用意されているスクールを選ぶ事も大切です。
仕事をしながら資格取得を目指すなら、eラーニングコースが適しています。

ネット経由で授業を受ける事が出来ますので、効率的に授業を受ける事が可能です。
また、反復して授業を繰り返し見て学習したいという人には、eラーニングの録画動画が入ったUSBメモリーが送られてくる通信コースがあれば、そのコースを利用する事で繰り返し講義を観る事も出来ます。

スクールによっては、出願・受験する州で必要となる単位に合わせて授業を選べるようになっている事もあります。
このような仕組みを活用していく事で、受講者は自分が希望する州での受験がスムーズに行なえ、受験における不備を無くす事が出来るでしょう。

また、英語の授業をしっかりと行ってくれるスクールを選ぶ事も大切です。
受験生は、世界中から米国での公認会計士を目指して受験をしに来ますので、高い英語力は必須になります。
試験対策と同時に高い英語スキルを同時に学べるスクールを選ぶ事が合格する近道になるでしょう。

最終更新日 2025年5月24日 by nakojp