
旅行好きの三好さんから見たバンコクの不動産
経済成長が著しいタイのバンコクでは、物価上昇に加えて不動産価格の上昇も続いています。
これは海外の投資家の参入も相まって、将来に対する成長の期待から、このような状況になっていると考えられます。
また、三好祐司さんも一時期経験した海外企業の駐在員が多く住宅を利用するので、賃貸物件に人気が集まっているのも特徴の1つです。
家賃は物件によりますが、日本人の金銭的な価値観からしても、決して安くはないといえるでしょう。
数ある物件の中には、手頃で低予算でも利用できる家はありますが、しかしそれはあくまでも限定的です。
ただ、日本と物価の差がある現地では、1ヶ月に10万円も出せばかなり満足感の高い家に住めます。
目次
三好祐司さんが見たバンコクでの暮らし
バンコクの不動産では、プールつきやサウナにジム完備の物件も珍しくなく、10万円台でこれらの設備が手に入ります。つまり、お金を出せば極端に大金ではなくても、それなりに良い生活ができるというわけです。
一方では1万円台の物件もあるので、選べる物件の価格帯の幅が広く、選択肢が豊富な点も魅力的だと分かります。
勿論、予算を下げれば部屋は狭くなりますし、設備の充実度が低下して満足よりも不満が上回りがちです。
それに、家賃が安いと設備の維持に回らず、不具合を抱えている物件に遭遇する可能性がアップします。
シャワーでお湯がでないのは良くあることですし、周囲にはお金に余裕がない人が集まるので、生活環境の治安が低下するのも懸念事項です。
しかし、バンコクは比較的治安が良い方で、身の危険を感じるようなトラブルはあまり発生しない傾向です。
油断禁物ではあるものの、短期間滞在するような不動産であれば、家賃の出費を抑えられる良い物件が活用できるでしょう。
10万円まではいかなくても、1万円台からもう少し上の家賃を狙うことで、80点や90点といった満足度の物件に出合えます。
低価格の賃貸物件も悪くはないと三好祐司は言う
家賃は物件や設備の良し悪しの他に、オーナーや管理人の質にも直結しますから、良い対応を受けたければそれ相応の家賃が必要です。
低予算の物件だと、身の回りで生じたトラブルは自己解決が求められるので、自信がないならお金を出してサービスを受けた方が安心です。
逆に、長期滞在のつもりはなく、低予算で不便な生活を味わってみたい人には、低価格の賃貸物件が狙い目となります。
安いといっても必要最小限の生活はできますから、人間らしく生活することは十分に可能だと三好祐司さんも言ってます。
不便を含めて楽しめるようになれば、タイの何処でも生活できるようになる可能性があるでしょう。
家賃に何が含まれているのか必ずチェックしよう
バンコクの不動産探しで気をつけたいのは、家賃に何が含まれていて、何処から何処までが別料金かということです。
電気や水道などの光熱費は、入居者が自分で使った分を支払う場合と、家賃と一緒に請求されるケースがあります。
前者は自己管理を行うだけで済みますが、後者は手数料が高く上乗せされることがあるので要注意です。
インターネットは自分で契約を結び、必要に応じて工事を行い部屋に導入することになります。
ただし、施設に光回線が導入されていないと、契約や導入のハードルが高くなるので、物件を探す段階でインターネット環境の有無をチェックするのが賢明です。
自炊よりも外食派が圧倒的に多い
実は、タイは自炊よりも外食派が圧倒的に多いので、特に安い物件だとキッチンがなかったりします。
キッチンはあってもコンロがないなど、一人暮らしで自炊が当たり前な日本人からすると、真っ先に違和感を覚えるポイントです。
キッチンやコンロを求めるのであれば、最低でも5万円以上の価格帯の賃貸物件を探して、設備を確認する必要があります。
反対に冷蔵庫やテレビにベッドなどはついているので、揃える家具家電が最小限で済むのは魅力です。
そしてセキュリティーも家賃次第なので、安心の住環境を希望するなら、比較的新しくてある程度以上の家賃で物件を探すことが重要です。
生活もビジネスも日本人向き
今後家賃が更に上がる確率は高いですし、長期的に暮らし続けるとなれば、負担が増えるこれからを考慮することが不可欠です。
これは裏を返すと、人気のある不動産は将来的に価格が上がり続け、大きな利益をもたらしてくれる可能性があることを意味します。
バンコクでは投資ブームで日本人の駐在員も始めているほど、ブームに沸いているといえます。
当然ながらリスクはありますが、それでもこれまでの経済動向から将来を予測すると、もっと価格が上がる見込みは大きいです。
実際にバンコクで不動産に投資するかは別としても、そういう現地の事情があるのは確かなので、念頭に置いておく価値は十分にあるでしょう。
まとめ
活気があって人を引きつけるタイは、ビジネスマンも惹きつけている国です。
賃貸の店舗で商売を始める日本人も少なくないので、やはりチャンスを求めて訪れる場所にもなっています。
生活をするにしても、投資や商売をするにしても日本よりまだ物価が低いので、今なら限られた予算でこれらの挑戦ができます。
街は発展していて物足りなさを感じさせませんから、新しい生活の場として十分に魅力的です。
最終更新日 2025年5月24日 by nakojp