兜飾りの特徴を理解しよう

「兜飾りの特徴を知りたい」
「人気の戦国時代の武将は誰?」
「兜飾りの購入費用はいくらぐらい?」

日本は歴史が古い分だけ、様々な行事もあります。
今でも昔からある行事の中で伝わっているのは、五月人形を飾ると言うものです。
五月人形を語るとき、兜飾りと呼ばれる物を行います。
これは、かつての武将の兜を飾るものです。
昔は、室町時代の甲などをよく飾っていました。
例えば武将の中でも強かった楠正成などの甲が用いられていたケースが少なくありません。
これが長らく続いたわけですが、最近は少し時代が変わってきています。
最近は戦国時代の武将の兜を用いているケースが少なくありません。

コンパクト兜 五月人形

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戦国時代の武将の兜事例

伊達政宗

その中でも、人気があるのは特定の戦国武将になります。
1番人気と言えるのは、伊達政宗になるわけです。
伊達政宗は1987年頃NHKの大河ドラマで主役になっており、それ以来多くの人から知られるようになりました。
もともとそれなりに有名な戦国武将でしたが、ドラマ自体が面白かったことや伊達政宗の生涯がドラマのようにいろいろなことが起こったことからそれがマッチしたものといえます。
もちろんそこに出演している俳優もかなりレベルが高く、それらが合わさって大河ドラマの視聴率ナンバーワンを記録したほどです。
それからしばらくして、伊達政宗の兜をぜひ家でも飾りたいと言う人が出てきたわけです。
そしてやがてそれが兜飾りの種類の1つになったといえます。
もともと戦国時代の武将の中でも兜飾りのモデルに選ばれる戦国武将は、それなりに強い人が多かったわけです。
伊達政宗は、若い頃は何度も失敗をしていましたが摺上原の戦いなどで勝利してから一躍領土を広げた人です。
その後、秀吉と家康に従って上杉氏討伐や大阪の陣に参加しています。

上杉謙信

2番目に有名なのは、上杉謙信のものになります。
上杉謙信は川中島の戦いで武田信玄と戦ったことで有名です。
越後地方出身で、現在でも上杉謙信の居城などが残されているほどです。
上杉謙信がすごかったのは、70回ほど戦をして負けたのはたった2回と言うことで宮神と呼ばれていました。
その強さから、強い男の子に育ってほしいと言う意味で上杉謙信の兜をモチーフにした商品が売れています。
形は三日月に日輪が合体したもので月の真ん中に丸い太陽のようなものがあります。

徳川家康

3番目は、徳川家康のものになります。
徳川家康は、言わずと知れた江戸幕府を開いた人で関ヶ原の戦いや大阪の人でも勝利しています。
ただ若い頃は、三方原の戦いなどで破れており弱い一面も見せましたが、歳をとるごとに味わい深い人になった1人です。
幼いうちから今川家に人質に出されていたこともあり、かなり苦労人であったことが伺えます。
天下統一した後は、平和な日が続き徳川が納めた240年間は平和の象徴と言われているほどです。
その始まりの1人が徳川家康だったと言えるでしょう。

真田幸村

4番目は、真田幸村になります。
真田幸村は、大河ドラマにもなりましたがそれ以前からある程度知名度があった武士の1人です。
天才的な戦略かと言われており、大阪の人では徳川秀忠の軍勢をわずか数千で蹴散らしたと言われているほどです。
その後大阪夏の陣で活躍しましたが、残念ながら討たれてしまいます。
その兜は非常に有名で、六文銭が添え付けられています。
この六文銭は、なくなって天国に行くときの三途の川がありますが、そこを渡るときの駄賃と言われており、常に命をかけて戦ったことがわかるでしょう。

織田信長

5番目は、織田信長になりますが、織田信長は尾張地方出身の戦国大名の1人です。
織田信長は様々な政策を行い、キリスト教を布教させようとすることや楽市楽座などのように庶民が取引しやすい市場を作ったりしました。
誰でも自由に商売ができると言うことで、今までの身分制度のようなものを崩したともいえます。
また関所を廃止したのも大きな魅力といえます。
これにより、商売をするにあたり通行量がなくなったことで昔よりも自由に商品の流通ができるようになりました。
ただ、明智光秀から恨みを買い本能寺の変で焼き討ちにされてしまいました。
男らしい戦国武将の1人として知られており今なおたくさんのファンがいます。

兜飾りを購入する場合の予算について

兜飾りの商品を購入する場合、一体どれぐらいの予算になるか気になるところです。
安いものだと30,000円から40,000円程度のものもありますが、平均的な金額で言えば70,000円から80,000円位と考えておけばよいでしょう。
100,000円を超えると、品質の高いものになりますが、様々な備品などが付いていることも少なくありません。
高いものだと400,000円を超えるものもありますが、一般家庭ではあまり利用されていません。
人気のあるお店で購入すると、品切れになる可能性があるため、ある程度早い段階で購入した方が良いです。
特に3月から4月位は五月人形に合わせて購入する人も多く、売り切れが続出することもあります。

まとめ

その場合には、次の年まで待つか1月か2月ぐらいに購入してしまっても良いです。
最近は、これらの商品をネット上で購入することも可能です。

最終更新日 2025年5月24日 by nakojp