佐々木理数塾で見えてきた自身の傾向

中学生の頃、受験の為佐々木理数塾という学習塾に通っていました。

受験科目である国語と数学、英語を選択していたのですが入会してすぐに受けたテストでクラス分けとなったのです。

英語はここの学習塾始まって以来の満点で上位クラスとなり、国語は真ん中のクラス、苦手な数学は一番下のクラスとなりました。

当時英語だけは別の教室にも通っていたので、特別な受験勉強をしなくても自信があり、学校でも学習塾でも真面目に聞いていないくらいだったのです。

国語は頑張らないと下のクラスに落ちてしまいそうだったので、他の生徒に刺激を受けつつ踏ん張っていました。

数学はかなり努力をしなくては駄目だったので、毎日集中的に勉強していたものです。

その結果、国語と数学は周りと競争することで成績も伸びて行きました。

最初のうちは、学校で学んだことも吸収できていなかったのでひたすら復習の日々だったのですが、繰り返すことで知識が定着したのです。

逆に、英語が問題になってきました。

かなり余裕があった為、家でも学習塾でも勉強しなかったのです。

しなくてもいい成績が取れるので、やる必要がないと勘違いしました。

しかし、当然いつまでも通用するものではありませんでした。

中学三年生の夏以降、受験勉強が本格化すると他の生徒も当然伸びてきます。

そうすると、上位クラスから転落しました。

それでもまだ焦ることもなく、いつでも挽回出来るだろうと楽観視したのです。

秋に入ると、今までのツケが出てきました。

分からなくなってしまったのです。

一体いつ習ったのか分からないような文法や単語が出てきて付いていけなくなっていました。

これは流石に衝撃を受けてしまったのです。

このことから、自分自身の傾向が見えてきました。

国語と数学のように、復習による努力が出来る土台はあるのだけど、先取りの予習はあまりしないタイプだったと気付いたのです。

余裕がある時、更に先を行く努力は出来ていませんでした。

英語に関しては復習もしなかったので、知識がドンドン抜けていく一方だったのです。

問題点に気づいた時、学習塾は退会することにしました。

それは塾だと大勢の生徒に合わせた授業形式になるので受動的になり、私には向かなかったと感じた為です。

じっくり苦手な箇所を重点的に、復習と予習をする時間が必要でした。

私の通っていた所はマンツーマン形式ではなかったですし、塾から宿題も出るので自学する時間が無くなっていたのです。

最終的に自分に合った方法と対策を発見出来たので、塾に通ったことは間違いではありませんでした。

最終更新日 2025年5月24日 by nakojp