安心できる保育園選びのコツ
保育園選びのポイント
保育園は長時間子供を預ける施設なので、安心して任せられる施設選びが必要不可欠です。
親の仕事や都合によっては午後6時、あるいはそれ以降も延長して預けることになります。
朝は7時頃には開園しますから、長ければ11時間ものあいだ子供を預ける結果に至ります。
そこに通園時間が加算されるので、なるべく身近な場所で施設を見付けられるのが理想的です。
11時間といえば約半日ですから、親子と保育園の間には益々信頼関係が必要となるでしょう。
後悔しない為の一つ目のポイントは、施設に足を運び見学をして雰囲気を掴み取ることです。
施設によっては子供の自主性に任せていたり、園長の方針で教育に力を入れている施設もあります。
ここでまず子供に合う合わないが発生しますから、必ず教育方針を確認してから見学を検討することが大切です。
子供を預けた経験がないと見学で評価をするのは難しいことですが、初心者にもヒントとなるポイントがあります。
一番良い方法とは?
一番良いのは預けて過ごすことになるかもしれない子供の反応で、ストレスを感じなければ喜びの表現を行うはずです。
例えば興味を持って様々な物を見て回ったり、保育士やそこで過ごす子供たちを見て、集中や笑顔といった表情を見せるものです。
保育園は毎日長時間子供が過ごすことになりますから、つまらなそうにしたり早く帰りたがる施設は要注意です。
子供は直感的な洞察力に優れるので、案外大人よりも多くの情報を把握している可能性があります。
子供の反応は正直でストレートですから、つまらなそうにしたら何故そういう反応をしたか考えてみましょう。
一方、親は子供とは違った目線で施設を見て、任せても大丈夫か評価する必要があります。
施設の清潔感は見た目の印象だけでなく、子供が衛生的な環境で過ごせるか判断する材料となります。
また掃除が行き届いている施設では、保育士の労働環境に余裕があることを意味するので、子供と穏やかに接してくれる期待感が高まります。
余裕のない施設ではついつい子供に当たったり、小さなことでも感情的に怒る保育士が少なくありません。
子供の人数に対する保育士の割合を見るのもポイントで、保育士の数が多ければ一人あたりの負担は必然的に軽くなります。
念入りな掃除が行えるほどの余裕が持てていれば、その施設の保育士は精神的な質が高いと評価可能です。
個人的な資質は勿論人それぞれ違いますが、施設的に見れば保育士が余裕を持って働ける、良い保育園だと総合評価を下すことができます。
ただ見た目を良く見せようとする施設もあるので、最終的な評価を下す前には裏付けの確認が必要です。
表面的に好印象を与える演出を行う場合は、目に付きにくい所にボロが出たり尻尾を出すことがあります。
子供が立ち入れない場所は手を抜くケースが多いので、窓から覗ける部屋に目を向けてチェックしてみましょう。
薄暗かったり汚れていれば要注意で、明るく綺麗であれば掃除を行う心の余裕は十分にあることが理解できます。
保育士の良し悪しは素の部分も対象になる
保育士の良し悪しは行動とその結果の他にも、本人が時折見せる表情や素の部分も評価対象となります。
子供と楽しそうに接している保育士は幸せで、感じる疲れよりも子供と触れ合う喜びを感じています。
心に余裕があるので、子供が余程のイタズラや間違いをしなければ叱ることはなく、むしろ総じて穏やかという印象を与えます。
本当に保育士の心理状態が分かるのは、保育士が子供の元を離れて顔が見えなくなった瞬間です。
この一瞬の表情が見逃せないポイントで、誰にも見られていないと油断する瞬間に保育士本人の胸の内が現れます。
表情が変わらなければ表裏のなさが分かりますし、心から子供と接していると安心することができます。
反対に油断した瞬間に目付きや口元がキツくなれば、相当なストレスや不満を抱えていると思われます。
子供を叩くなどの問題を起こしていないとしても、そういった余裕のない保育士のいる保育園に子供を預けるのは考えものです。
保育士の心理的な余裕が本物で本当に信頼して任せても良いか判断するには、実際に預けられている子供たちの様子を見ることです。
子供の泣き声や喧嘩が絶えない施設では、不安やイライラを助長させる雰囲気があると分析できます。
それは保育士の不安定な心理状態であったり、保育士と子供の関係性も無視できない要因だと考えられます。
子供たちの笑い声が多ければそれだけ平和で、楽しく過ごせていると結論付けることができるでしょう。
預ける子供は小さければ小さいほど、親に対する甘えや離れる不安を抱えているので、親代わりになってもらえる施設が求められます。
つまり赤ちゃんや小さな子供が穏やかに過ごせていれば、その保育園は大きな子供にとっても安心して過ごせる場となります。
子供たちの反応や絵を始めとした作品などの展示物には、施設でどのような時間が実現されているか表れます。
園長や保育士に話を聞くことも大切ですが、施設で過ごす主役の子供の表現を見ることで、施設の大方の良し悪しが見分けられるようになります。
ハッピーマムは子供の笑い声が絶えない明るい雰囲気の保育園だと感じました。保育士さんも、いつも明るく元気に子供に接してくれていてとても安心して預けることができています。
最終更新日 2025年5月24日 by nakojp